帰ってきました。生きて帰ってきました。
してやったり!パニック障害!レスタス!ベンゾジアゼピン!
飛行機乗ったぜ!!
パニック発作と戦いながらのフライト終了!
離陸前(実はこれは帰りの時の写真)
↑の写真の説明。
上が「動脈酸素分圧(酸素飽和度)」で、下が脈拍です。
酸素飽和度(SPO2):96%
脈拍:98/分(通常70くらい)
搭乗前の心境(帰りたい・・・)
え~っと酸素飽和度についてはドンピシャの正常値なのです。
脈拍は「100~120」を行ったり来たりしてましたが、呼吸法で90台まで下がるまでになりました。
旅行初日、福岡から東京までのフライトの搭乗直前に、
「もうダメだ諦めよう、、、落ち着いたら家に帰るぞ」
ってくらい頭がボーっとして、一番あってはならん状態でした。
手荷物検査も通り過ぎて、搭乗口の近くのベンチに座ってるときは顔面蒼白。
とにかくもう東京なんて行かなくていい!無理して飛行機なんて乗らなくていい!早く家に帰ろう。という考えしか頭にない。
駄菓子菓子!(だが、しかし)
死のう、、、
って半分こんな思いで搭乗ゲートを抜けました。
もし死にそうになったら、CAの手でも握って、太ももに触れて、泡吹いて東京で遺体になろう。そんな思いで乗り込みました。
搭乗してから脈拍急上昇
が、淡い妄想も通用せず、スーツケースも通路を通過せず(横幅広いタイプなので持ち上げる)、そのため心拍数も急上昇中!
席についてパルスオキシメーターをつけた時には脈拍は135付近に急上昇!心臓バクバクしすぎやろ(爆
普通の人でいうと、いわゆる「過呼吸」になるスイッチですね。
というかパニック発作の準備万端でした。(レスタス半錠*2とコンスタン半錠服用済でコレw)
つまり動悸には一切効果の無い薬ということです。ということは、この動悸は素直に緊張によるもの。であれば発作は起きない!
といった変なスイッチが入ります。
無論、搭乗ゲートから滑走路に向かって動き出す飛行機。飛行機のジェットよりも高鳴る鼓動。
実際飛行機の揺れや上下は気持ちが悪いのは当然ですが、それがそんなに不安にはならない私は特異体質なのかもしれません。
そしてついに離陸。
離陸後の手足の発汗と冷え
予測はしていたものの、容赦なく襲ってくるG(重力)で身体が反応する。
呼吸がしづらいとこを慌てずに呼吸法で乗り切る。でも手足は汗でびっしょり。
感度良好のアソコ状態で原因不明の手足の冷え。ギンギンに冷えてやがるぜ。しどろもどろにCAさんに声をかけて、人生で初めて飛行機でブランケット使用。
ほい。キモ面とパルスオキシメーターの2ショット。
安定飛行に入る頃にはこの通り。
SPO2 92%
脈拍 94/分
離陸前~安定飛行に入るまで20分、呼吸法をしてこの状態までできました。
(酸素飽和度が92%なのは上空の為。健常者でも地上の20%減にるのが普通です。)
つまり、パニック発作が起きる脈拍120程度の数値には絶対にならないと思う。
むしろ論理的に言うと、飛行機で過呼吸なっても収まるっていう話ですわね。だって気圧で酸素を取り入れれてないのですから。
血圧 113/77
脈拍 87
パニック障害でも飛行機に乗れました
パニック障害、軽度に離脱症状、飛行機苦手、不安神経症、細かい性格、完璧主義
というこのどうしようもない人間でも
飛行機乗れました
おそらく普通のパニック障害の方にはもっとハードルは低いはずです。
お薬飲んだら十分乗れると思います。
私の次のミッションは、減薬中か断薬後に飛行機に乗ることです。
東京での仕事もかなり(´∀`∩)↑age↑ageな感じで
来月も再来月も東京行くかもです。
こうやって苦手を克服するのは、パニック障害でも離脱症状も同じです。
人間は適応能力の高い動物です。うつやパニックは適応能力の限界を超えてムリをした時にくる身体のサインなのですから。
漁師の人も最初は船でベーベー吐くんですよ。
行きの飛行機のCAさんと話す機会がありました。
「もうCAさんされて長いんですか?(落ち着いてらっしゃいますが)」
「フライトまだ1ヶ月目で緊張してました、福岡も数回目で、、、(汗」
緊張してたのかよwwww
なんかあったら助けてもらおうって思ってた俺涙目(笑)
でも、CAさんでも飛行機乗って緊張してるっていうのを知ってなんか安心材料になった。